2013.01.24
カテゴリ:スタッフブログ
明治時代の木造
昨日、奈良から天理へ歩きました。
月一で実施している私設のハイキング団です。(^-^)
近鉄奈良駅から歩き出して4時間ほど南下したところ
で天理市の櫟本というところに差しかかります。
このあたりは、明治時代に「馬出」と呼ばれた所で
数棟ではありますが、当時の商家が残っています。
この1軒は特にきれいに残されていて、おそらくは
何かお手入れをされてきたのかとも思いますが、
家の前にある丸太の横木は、「馬つなぎ」といって
これは100年前のままの姿なのだそうです。
その名の通り、商家が並んでいたこの街並みには
当時、馬で薪や炭を運んで来て、食料や日用品に
積み替えて帰って行くという人たちが多かったそうです。
同じ並びには、少々くたびれた感のある漆喰塗り
の古い家屋もあります。
部分的に漆喰が剥がれ落ちているところもありますが、
でも、100年も残っているということに驚くべきだと思います。
これこそ、正真正銘、実証済みの100年住宅なのですから。